病態生理

病態生理

心臓の血行動態がわかる!フォレスター分類について

以前の記事でスワンガンツカテーテルの検査について紹介しました。スワンガンツカテーテルで測定できる重要な項目としてPCWP(肺動脈楔入圧)、CI(心係数)を紹介しましたが、これが活用できるのがフォレスター分類です。フォレスター分類って何?どん...
病態生理

治療介入の指標に?ラクテート(乳酸)について

皆さんは血液ガス測定の際にどこを確認していますか?pHやPaO₂、PaCO₂を確認している人は多いと思いますが、血液ガス測定の下の欄にちょこっと記載してあるLacってご存知ですか?これは乳酸、ラクテートとも呼ばれる値で、治療介入の指標とも呼...
呼吸療法

肺の状態が明確に!A-aDO₂について

皆さんはA-aDO₂(えーえーでぃーおーつー)という言葉をご存知ですが?肺の機能を評価する上では絶対に外せない測定値の一つですがPaO₂やPaCO₂だけで評価しようとする人はいませんか?たしかにどちらの値も重要なのですが、これらはあくまで血...
人工心肺

知ってると焦らない?大動脈解離の緊急性の判断

救急の受け入れを行っている病院で勤務していると、突然「解離の患者さんが来た!」と大騒ぎになることを聞いたことはないですか?大動脈解離の患者さんであると緊急性が高いことが多く、放置していると死に至るため、緊急OPEとなることがあります。そのた...
病態生理

知ってて当然?いまさら聞けないpHについて

医師はもちろん、看護師など、医療従事者として患者を管理する上で当然の知識であるpH。臨床工学技士としても把握していなければいけないのは言うまでもないですが、意外とその本質を知らない人もいるのではないでしょうか?一体なんでこの治療を行っている...