その辺のME田中

不整脈

知らないと危険!感度設定・波高値について

皆さんは植え込み型デバイスのチェックをする際に波高値についてどこまで確認していますか?自己脈が出ているか、前回の測定値と誤差はないから問題ないとだけ思っている人も多いと思いますが本当に問題ないでしょうか?波高値は植え込み型デバイス上でペーシ...
血管カテーテル

PCI攻略の鍵?ガイドワイヤーについて

皆さんはPCIを攻略するために一番重要なものは何だと思いますか?狭窄部を広げるためのバルーンやステント?血管内を確認するためのIVUSやOCT?答えはガイドワイヤーだと思います。ガイドワイヤーが病変部まで到達しなければそもそも治療は始まりま...
呼吸療法

知ってると安心!酸素ボンベ残量について

皆さんは病院内や搬送時に呼吸器を移動させる際に回路の抜けや、SpO₂などのバイタルは注意していると思いますが、酸素ボンベの残量について気にしたことはありますか?もちろん酸素投与が21%なら不要なのですが、それ以上になると酸素ボンベが必要にな...
不整脈

軽視できない!リード抵抗値について

皆さんはペースメーカーのリード抵抗をチェックした時にしっかりと抵抗値を確認していますか?この値はあまり変動することがなく、なにかあったとしても設定を変更することはほぼないため、軽視している人が多いのではないでしょうか?このリード抵抗値は植え...
臨床生理

心臓の血行動態がわかる!フォレスター分類について

以前の記事でスワンガンツカテーテルの検査について紹介しました。スワンガンツカテーテルで測定できる重要な項目としてPCWP(肺動脈楔入圧)、CI(心係数)を紹介しましたが、これが活用できるのがフォレスター分類です。フォレスター分類って何?どん...
血液浄化

透析の目的がわかる!透析膜の選択について

皆さんは透析開始の指示があった際に透析膜の種類を聞くと思いますが、一体なぜその膜を使用するのか考えたことはありますか?透析に使用する膜は施設によって数が異なるとは思いますが、他施設から転院してきた透析患者にどの膜を使用するのがいいのか相談さ...
集中治療

非侵襲で心拍出量を測定できるesCCOについて

皆さんは心拍出量を測定する際にどんな検査を想像しますか?多くの方は右心カテのスワンガンツカテーテルを用いた熱希釈法ですよね。もちろんその方法が最も数値としても信頼できるのは言うまでもないのですが、カテ室に行って静脈に穿刺し、時には冷却水を心...
血管カテーテル

心機能評価の必需品!スワンガンツカテーテルについて

心機能を評価する際に皆さんはどのような測定値が必要かと思われますか?心拍出量や心係数など、様々なものがあり、わからないといった人も多いかと思います。今回はそんな心機能評価に特化したスワンガンツカテーテルについて紹介していきます。通称右心カテ...
臨床生理

治療介入の指標に?ラクテート(乳酸)について

皆さんは血液ガス測定の際にどこを確認していますか?pHやPaO₂、PaCO₂を確認している人は多いと思いますが、血液ガス測定の下の欄にちょこっと記載してあるLacってご存知ですか?これは乳酸、ラクテートとも呼ばれる値で、治療介入の指標とも呼...
血管カテーテル

血管治療後には必須!DAPTについて

皆さんは心臓血管カテーテル治療を業務の一つとして行っていますか?初めのうちは使用する大量の物品と、血管を覚えることができず、苦労していると思います。ですが、心臓カテーテル治療の基本中の基本として、薬物療法も存在します。それがDAPTです。こ...