血管カテーテル 徐脈の緊急対応 テンポラリーについて① 救急搬送された際にHR30~40台の方が来られた場合、一時的にペーシングが必要となります。一時ペーシングの際に使用される機械がテンポラリーなのですが、挿入時の対応やその後の管理など、疑問に感じている人もいるのではないでしょうか?今回はテンポ... 2024.12.16 血管カテーテル
血液浄化 透析4時間の秘密:時間設定の裏にある医学と技術 臨床工学技士の業務として多く挙げられるのは透析業務です。透析室で働くスタッフは透析についての知識が求められます。多くの人が治療についてや透析装置について学び始めると思いますが、「透析時間はなぜ4時間なのか」という疑問は一度は頭をよぎったこと... 2024.12.15 血液浄化
血液浄化 意外と知らない?腎機能の評価について 医療現場ではよく「腎機能が悪くなっているね、透析が必要だね」と言われることがあります。元々透析を行う患者さんというのは糖尿病が原因の慢性腎不全であることが多いのですが、ICUなどでは急遽「今から透析をするよ!初回だから注意しよう」など言われ... 2024.12.14 血液浄化
呼吸療法 知らないとやばい!高濃度酸素投与の危険 医療現場で患者対応をしているとSpO₂が急激に低下して呼吸困難になっている場面にあうことがあると思います。こんな時に酸素投与が行われ、SpO₂を90%後半ぐらいまで回復させることが必要となります。これは低酸素血症などの改善に繋がる、一般的な... 2024.12.13 呼吸療法
臨床生理 知ってると焦らない?大動脈解離の緊急性の判断 救急の受け入れを行っている病院で勤務していると、突然「解離の患者さんが来た!」と大騒ぎになることを聞いたことはないですか?大動脈解離の患者さんであると緊急性が高いことが多く、放置していると死に至るため、緊急OPEとなることがあります。そのた... 2024.12.12 臨床生理
人工心肺 新たな心臓外科手術の形、MICSについて 皆さんは心臓外科手術と聞いたら思い浮かべるのは、胸骨正中切開という、胸をパカーンと開けて大きな傷も残る大手術のようなイメージではないでしょうか?実際、現在の医療現場でも心臓外科手術といえば胸骨正中切開です。しかし、新たな心臓外科手術の形とし... 2024.12.11 人工心肺
呼吸療法 人工呼吸器の重要設定項目 PEEPってなに? 人工呼吸器は急性期病院ではもちろん、慢性期病院でも活躍しており、生命維持管理装置の中で最も身近な存在です。そんな人工呼吸器の設定について医師と相談したり、適切に作動しているのかも確認するのが我々臨床工学技士の業務の1つです。人工呼吸器の設定... 2024.12.10 呼吸療法
不整脈 体の中に何がある?ペースメーカーの種類について 患者さんの体内に植え込まれていることのあるペースメーカー。どれも同じだと思っていませんか?私の経験上、病棟の看護師さんや循環器以外の医師の中には種類がある事を知らない方も多いです。これ実はすごく重要なことで、臨床工学技士としては絶対に抑えて... 2024.12.09 不整脈
補助循環 心臓内の小さなポンプ IMPELLAってなに? 皆さんはIMPELLA(インペラ)って言葉を知っていますか?めちゃくちゃ簡単に説明すると、IMPELLAは心臓の中に小さなポンプを入れるという話です。そんなIMPELLAは日本で2017年に保険適応されたばかりのまだまだ歴史の浅い補助循環装... 2024.12.08 補助循環
臨床生理 pH異常を見逃すな: pH管理のコツと対応方法について 医師はもちろん、看護師など、医療従事者として患者を管理する上で当然の知識であるpH。血液ガス分析は、患者の呼吸状態や代謝状態を把握する重要なツールであり、pH管理はその中核を担います。しかし、教科書通りの知識だけでは対応しきれない場面も多い... 2024.12.07 臨床生理